| Word とメモ帳の表示設定 (トライアル応募ファイル作成時の注意点) |
|
曽根@トランスマート カスタマーサポートです。 トライアルのたびに応募ファイルがワタシのマシンに集まってくるので、見るともなしにファイルを開いてみるのですが、「テキスト」って書いてあるのに Word 文書が送られてきたり、「翻訳とは別のところで注意を呼びかける必要があるなぁ」と感じることが少なくありませんでした。 翻訳とパソコンの操作は明らかに領域が異なりますが、トランスマートはインターネットを利用した翻訳サービスですし、カスタマー側のIT専門知識が「大変良い」である可能性もありますので、「基本中の基本」のような部分はできるだけ押えておくようにしてください。 上書き トランスマートのトライアルでは、ほとんどの場合に「翻訳対象ファイルを上書きする形式で翻訳し」という指示が入ります。たまに「上書きってなんですか?」という質問をいただくのですが、上書きとは、原文の上に訳文をのせる、つまり、原文を訳文に置き換える作業です。したがって、翻訳結果ファイルには原文は残りません。 「上書き」 が指定されたトライアルでは、原文と訳文を併記した応募は、原則として無効になりますので注意してください。 改行 これは「上書き」とも関連するのですが、原文が段落ごとに改行されており、行末に段落記号(改行記号)が挿入されていない場合。 訳文でも行の途中に改行を挿入しません。
これは、ある応募ファイルをWordで開いたところです。特に注意が必要な部分を拡大すると、次のようになります。
改行記号をどうやって表示させているんだ?という声が聞こえてきそうなので、話を先に進める前に、もう一度(実は「MS-Wordの基礎講座」にも書いてあります)編集記号(段落(改行)記号、空白文字、タブ文字など)の表示方法を説明します。 Wordを起動して、[ツール]メニューの[オプション]を選択します。
[オプション]ダイアログボックスが表示されます。
[表示]タブを選択して、[編集記号の表示]にある[すべて]にチェックマークをつけ、[OK]をクリックしてください。 空白文字の表示や(全角・半角の違いも表示されます)段落記号の表示は、作業時に便利なので、Wordを利用して作業される方は、常にこの状態でWordをご利用になることをお勧めします。 さて、話を元に戻しますが、見た目の行末に改行(段落記号)を挿入したファイルがなぜ作成されるのか? おそらく、メモ帳を使って作業して、行末が延々と右に流れていってしまうために、表示画面の右端でしかたなく改行を挿入されたのではないでしょうか。次の例を見てください。
これは、テキスト形式で発注されたJOBの納品時にWord文書ファイルをアップロードしてしまったメンバーに対し、ワタシが送信する電子メールの内容をメモ帳で開いたところです。ご覧のように、標準設定では、1つの段落が1行で表示されるため、段落全体をウィンドウ内に表示しきれていません(下段に水平スクロールバーが表示されていることからもわかります)。そこで、
[編集]メニューから[右端で折り返す]を選択します。
たったこれだけの操作で、段落全体が(あたかも改行されたかのように)ウィンドウ内に表示されます(下部の水平スクロールバーも表示されなくなりました)。 これで不要な改行を挿入せずにファイルを作成できます(よね?)。 空白文字(スペース) 外来語の単語間を区切るときは、中黒(・)や半角スペースなどを使いますが、全角の空白文字(全角スペース)を利用することは「ない」と考えていただいて問題ありません。次の例を見てください。
これは、ある応募ファイルをWordで開いたところです。[編集記号の表示]を[すべて]に設定しているので、段落記号だけでなく空白文字も表示されています。黒枠で囲んだ部分の灰色の四角形は、全角スペースです。 半角スペースは次のように表示されます。
表示倍率を200%にしたのですが、おわかりいただけますでしょうか? 黒枠で囲んだ部分の中央に灰色の点が表示されています。これが半角スペースです。編集記号を表示しない標準の設定では、この「点」は表示されません。「8億900万ドル」は、Word上では数字と漢字の間に適当なスペースが設けられているように見えますが、実際には空白文字は挿入されていません。 「見た目」に惑わされないようにするためにも、Wordを利用して作業される方は、常に編集記号を表示した状態でWordをご利用になることをお勧めします。 この付録をご覧になって「なるほど」と思ってしまった方は、トップページの SubMenu にある「MS-Word の基礎講座」にも目を通してみてください。 株式会社ヒューコム Copyright 2003 Hucom Inc. ALL RIGHTS RESERVED. |